大家好~ ちゅんです🐾
今回は中国のオンライン授業で使用されているアプリの比較をしてみました。
私自身約1年半オンライン授業を受けてきて、その間たくさんの授業アプリを使用してきました。
特に中国留学予定で、
オンライン授業でどんなアプリが使われるのか、
それぞれどんな特徴があるか
などを知りたいという方は、こちらの記事で参考になれば嬉しいです。
主なアプリ
- 雨课堂 长江雨课堂
- ZOOM
- 腾讯会议
- 腾讯课堂
- 钉钉(DingTalk)
私が今まで使用してきた授業アプリはこの5つです。
先生によって使用されるものが違うため、授業を受けるたびにアプリを変えています。
ただ正直にいうと毎回変えるのめんどくさい・・・。
各アプリの特徴
雨课堂 长江雨课堂
メリット
- 匿名で質問やコメントを投稿することが出来る
- 授業内で使用されているPPTをその場で保存することが出来る
- 自動的に出席確認される
- 自動的に録音される
- Wechatのミニプログラムからアクセス可能
- 大学と連携出来る
- 復習記録や問題解答率などが自動で作成される
デメリット
- 生徒側は発言や画面共有ができない
- パソコンでの再視聴は録音のみ。PPTも記録されているが、音声に合わせていないため手動で見るしかない。
私が通っている大学が推奨している授業用アプリです。
多くの大学が連携しており、 自身の大学名や学籍番号等の情報を入力することで、自分が受ける授業が全て表示されるため、グループを作成するなどの手間が省けます。
また授業の視聴時間や再視聴の記録が自動的に行われる他、先生が授業内で出した問題の解答率も表示されるため、生徒にとって良い復習材料にもなる他、先生側からも生徒の授業態度や意欲などがこのアプリ一つで全て見ることができます。
Zoom
メリット
- 「ブレイクアウトルーム」の機能によって、グループワークが可能
- 最大100人まで同時参加が可能
- メッセージ送信相手先を選択可能
- 録画機能がある
- コミュニケーションが取りやすい
デメリット
- 無料版であると制限がある。
現在学生のみならず、社会人の方も多く使用されているものの一つではないでしょうか?
私も当初は全てzoomでオンライン授業が行われていました。
現在は授業で使用することはなくなりましたが、セミナーなど参加する際によく利用しています。
最大のポイントは「ブレイクアウトルーム」の機能があること。
これは参加者をグループ分けできる機能であり、これによって、グループワークが可能になります。
また録画については、主催者が録画機能使用の許可を行えば、録画機能を使用することができます。
腾讯会议 (VooV Meeting)
メリット
- 録画機能がある
- Wechatのミニプログラムからアクセス可能
- メッセージ送信相手先を選択可能
- コミュニケーションが取りやすい
デメリット
- 無料版であると制限がある。
- 最大25人まで参加可能なためZoomと比べると少ない。
中国版Zoomと呼ばれることもあります。
私の大学ではこちらのアプリを使用している先生が多いように感じます。
中身はZoomと同じようなもので、こちらでもZoomのブレイクアウトルームのような、グループ分けができます。
実は中国版とグローバル版がありますが、中身は基本的には同じです。
録画についてもZoom同様、主催者が録画機能使用の許可を行えば、録画機能を使用することができます。
主催者の許可で写真のような録画ボタンが出てきますので、録画ができるようになります。
Wechatのミニプログラムについてはこちらの記事で紹介しております。
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腾讯课堂
ライブ配信型のアプリです。
最近よく使用するようになったのですが、先ほど紹介したアプリと比較すると、より授業向けであると思います。
また最大の特徴は全国各地で開講されているオンライン授業を観ることが出来る点。
大学院入試対策や英語資格対策、プログラミング、ソフトウェア開発など様々な専門分野をここで学ぶことができます。
钉钉(DingTalk)
メリット
- ライブ配信機能、ビデオ会議機能、両方備わっている
- 録画機能がある
- グループチャット機能がある
- メッセージを相手にリマインドをかけることが可能
- 出席確認機能が備わっている
- 課題提出用フォームが備わっている
- PCと携帯で連動が可能
デメリット
- 課題提出時word形式で文書を送信するのが少し面倒
こちらのアプリはZoomや腾讯会议のようなビデオ会議と、腾讯课堂のようなライブ配信機能、そしてLINEやWechatのようなチャット機能が全て備わっています。
そのほか、タスク管理や連絡先管理も備わっているため、 このアプリ一つで授業や会議に必要なものがほとんど揃います。
私のおすすめ
個人的には钉钉(Dingtalk)が一番使いやすいと思いました。
授業に必要な機能が十分備わっている他、便利だと思ったのがPCと携帯を連動することができる点です。
連動すれば、授業はPCで観て、途中問題を解く際は携帯で問題を撮影して提出するなど、より快適に使用できます。
今回紹介したものの中で、Dingtalk以外では連動できるアプリは無かったです。(私がまだ試してない部分もありますが…)
そして多くの授業は授業視聴と課題提出の方法が別々ですが、
(授業:Zoom、課題提出:学校のサイト 等)
Dingtalkを使用すれば 全てこのアプリ内で完結出来る点もおすすめな点です。
また腾讯课堂も結構好きです。
ライブ授業型なのですが、発言ボタン(手のひらマーク)を押すことで、生徒も発言することができます。
他のアプリは自由にマイクを開けたりミュートにしたりできますが、これは先生の許可がないと発言ボタンも有効にならないため、間違ってマイクONになってしまう心配もありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まずアプリだけでこんなに選択肢があることに驚きです!
ただこれはあくまで私が体験した範囲のものなので、もし最新のアプリや新たな機能がありましたらぜひ教えてください。
しばらくはまだオンライン授業として受けていくと思いますので、すでにオンライン留学されている方、今後される方、一緒に乗り切りましょう🌻
最後までご覧いただきありがとうございました!
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