ちゅんの中国留学日記

~思いきって中国の大学に正規留学した女子大生の日常~

【中国留学】大学の寮について

哈喽~ ちゅんです🐾
今回は中国に留学していた時に住んでいた大学の寮について紹介していきます。

日本の大学生は実家から通ったり、部屋を借りて一人暮らししながら学校に通うのが多いと思いますが、中国の大学生は一般的に大学敷地内にある学生寮に住みます。
私も中国にいた際は、大学の留学生寮に住んでいました。
そのため、私が実際に住んでいた寮での経験を元に、中国の大学寮についてお話しできればなと思います。

西安交通大学の留学生寮の部屋について

まず私が通っていた西安交通大学(兴庆校区)には、大きく分けて3つの留学生寮があります。

一つ目は食堂のすぐ目の前にある西十三宿
二つ目は南門から入ってすぐ左に見える西八宿舍
三つ目は西八宿舍と繋がっている西七宿舍

私はこの内、西八宿舍と西十三宿舍に住んだことがあるため、今回は西八宿舍と西十三宿舍を主に紹介していきたいと思います。

西十三宿

私が入学して最初に住んでいたのが西十三宿舍になります。

全部で4階あり、1人部屋と2人部屋がミックスであります。
各階に共同キッチンと洗濯機があります。
気になるお部屋はこんな感じです↓

写真からだと伝わりづらいですが、ドア開けてすぐ隣にトイレ・シャワー・洗面所のスペースがある以外はもう上の写真の大きさの部屋しかないです。
はっきり言って激狭です。

入寮して部屋に入った瞬間、狭すぎて言葉を失いました😇

一人部屋だと同じ広さでベットがひとつ減るので、その分広くなりますが、二人部屋だと本当に狭くて、スーツケース一つギリギリ開けれるくらいのスペースしか残っていません。

良い点で言えば、この寮だけは毎週、お掃除のおばちゃんが来てお部屋のお掃除をしてくれる点です。
あとは目の前に食堂があるので、ご飯は楽かもしれないです。

西八宿舍

私がコロナあけて大学戻った後に入寮したのがこの宿舎です。(西十三宿舍はまだ日本にいた際に大学側から留学生一斉退去させられたので、大学戻る前に新たに申請して入寮しました)

全部で7階あり、全て2人部屋です。
各階に洗濯機が置いてある他、1階には乾燥機も設置されています。
共同のキッチンが(確か)3階、6階、7階にあります。
お部屋はこんな感じです↓

西十三宿舎よりは広いです。

退去前に撮った写真なためすごい殺風景ですが、入寮の時は管理人さんが事前にシーツやカバーを敷いてくれます。

ベットの隣には机とクローゼットがあります。
机は収納スペースが比較的ありましたが、クローゼットは西十三宿舍のより半分ほど小さかったので、女子は足りないと思います。

部屋の一番奥はトイレ・シャワー・洗面台スペースです。

西七宿舍

私の周りでは住んでいた人がいないので、情報が全然ないのですが、聞いた話によると全部一人部屋らしいです。
西八宿舍と繋がっているので、部屋の間取りは多分西八宿舍と同じだと思います。
また西十三宿舍と西八宿舍はお湯が出る時間帯が限られているのですが、西七宿舍は24時間お湯が出るらしいです。
ただその分値段は高い…。

寮に住むメリット・デメリット

メリット

①教室に行きやすい

校外でアパートを借りるとなると、大学行くまでの移動時間が長くなってしまいがちですが、寮の場合は一般的に大学敷地内にあるため、教室までの移動時間が短くなって楽です✌︎

②友達が増える

寮には多くの学生が住んでいるのでクラス以外で友達ができるチャンスです🌟
出会いの機会が増えることで、より多くの学生との交流も増えたり、情報も多くもらえたりします。

私が大学1年生の時のルームメイトは同じ学部の一つ上の先輩だったので、授業の情報を聞くことができたり、教科書を譲ってもらったり、テストの過去問ももらえてすごくラッキーでした✌︎
このルームメイトとは今でも仲良しです!

③大学の管理下だからサポートしてくれる

中国入国後は24時間以内に臨時宿泊登記を公安局に届ける必要がありますが、大学の寮に住めば大学で手続きして後は大学側が公安局に届けてくれるので安心です。

そのほかにも手続きがあったり、何かトラブルが起きる可能性もあるなど、留学中何かと不安となりやすいですが、大学の先生方や寮の管理人さんが色々サポートしてくれます。

デメリット

①ルームメイトの運

多くの方が心配するのはここではないかと思います。
確かにこればっかりは運しかないのかなと思います…。

私が住んでいた寮は留学生だけが住む所だったので、本当に様々な国から来た留学生がいました。そのため、生活文化が全く違う国同士で住むとなると結構大変なのかなと思います。
でも生活文化だけでなくて、相手の生活習慣や性格も結構関わってきます。

私が西八宿舍に住んでいた際のルームメイトは昼夜逆転の生活で、夜中の4時に寝て昼の2時に起きるような生活をしていたので、私が午前出かける時や昼に帰ってきた時にも、ルームメイト起こさないよう物音立てないようにするのが少しキツかったです…。

②門限などの様々な制限

寮に住むとなると、どうしても色んな制限がついてしまいます。
私が住んでいた寮は夜12時に閉められてしまうので、もしその後に帰った場合は入ることができません。(寮によっては開けてもらえます)

また他にも、お湯が朝の7時頃と夜7~11時頃にしか出なかったため、自由に使うことができないという所も辛かったです…。私も毎回急いで部屋に戻ってシャワー浴びてました💦

まとめ

私は寮でしか生活したことがありませんが、結果的に寮で生活してよかったなと思っています。
もちろん様々な制限があり、嫌だなと思う部分もありましたが、寮に住んでいたからこそ色んな出会いがあったり、たくさんの思い出を作ることができました。

寮の部屋で友達の誕生日パーティーをやったり
テスト終わった後に遅めのクリスマスパーティーをやったり
よくわからない謎のプチパーティーが始まったり
ドラマ鑑賞会したり
こっそり別の寮に住む友達の部屋に侵入したり(私の大学本当は自分の寮以外には入ってはいけないんですけどね🤫)
夜中まで女子会を開いて語り合ったり

楽しかったこと、嬉しかったこと、ちょっとやらかしたこともありますが…
それも全部ひっくるめて良い思い出です。

狭い部屋だったけど、思い出がギュっと詰まってて、学生の時にしか味わえない体験の一つでもあるかなと思います。

でも誰かと一緒に住むことや色んな制限に縛られてストレスに感じる方もいると思います。その場合は、校外にアパートを借りて一人暮らしすることもできます。
私のおすすめとしては、留学したての頃は寮で住んでみて、もしキツイなと感じた場合は校外に引っ越しするという形です。
留学する上で住む場所はかなり重要なので、自分に合うのは寮なのかアパートを借りる方が良いか、どちらなのかをよく考えて選択してみてください。
その際にこの記事が少しでも判断する材料になれれば嬉しいです♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました🌿

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